【事前予約最前線】β版リリースによる事前予約施策は今後普及の兆し!?

absuke absuke
2015/02/10 (Tue)
スマホゲーム集客


【事前予約最前線】β版リリースによる事前予約施策は今後普及の兆し!?

2月2日~8日に新たに開始された事前予約アプリは12タイトル、
事前予約数の公表に併せたキャンペーン施策を発表したタイトルが6タイトルとなりました。(※ABC調べ)

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-多様化する事前予約施策-

2014年前半より、事前予約が急速に浸透し、セオリー化している中で、
他社と差別化を図っていくための尖った施策を企画し実施していくのも、
だんだんとハードルが上がっている印象を受けます。

その中でも今回は、今後浸透が予測される、
リリース前にβ版を配信していく手法について着目し、
その事例として、ソニー・ミュージックエンタテインメント(以降、SME)の
アニマルパンツァーを紹介します。

過去にも、多様化する事前予約の方向性の一つに、
「ユーザ体験型の事前予約」として、体験版アプリのリリースについて触れておりましたが、
SMEのアニマルパンツァーも同様です。

-ゆるかわ動物×洗車バトル!?-

同作は、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)の
ソーシャルアプリプロジェクト「hubbub party」とたゆたうとの共同制作による
新作ゲームアプリ。

β版では一部バトルの参加可能人数に制限はありますが、
本ゲームの推しとなる「新地マーカー」と呼ばれるもので、
戦車の直感的操作ができる点や、チャットをしながらバトルを進めることができるなど
1人でのプレイだけでなく、友達と一緒にプレイして楽しめる要素も。

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▲画像:アニマルパンツァーのβ版プレイ画面。一部の機能は制限されているものの、
正式版と遜色ない動きをしている。友達招待機能もあり。
※ユーザー名や、招待IDなど一部キャプチャーを加工して伏せております。ご容赦ください。

-β版施策過去の事例-

ここで過去に実施されたβ版施策について2つの事例とともに
振り返ってみたいと思います。

(1)戦国X センゴククロス( リアルスタイル)/2014年6月

あくまで体験版としての位置づけとなっており、
一部ゲームの要素は省略されていたものの、
ゲームのキモといえる「ガチャ」や部隊編成(第1部隊のみ)、
合戦(ソロプレイモード)を実際に試すことができました。
体験版アプリは、正式版リリースとともにアップデートがされ、
その際、気に入った武将カードを1つ引き継げる仕様となっていました。

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▲画像:戦国Xの体験版アプリ。「戦国X ~ 序章」。ゲームを先行体験してもらうだけでなく、
ユーザーにお気に入りの武将を見つけて欲しいという趣旨のもと、期間限定で配信された。
写真はプレスリリースより。Copyright © RealStyle Co., Ltd

(2)妖刀あらしとふぶき(DeNA)の試し斬りガチャ/

β版アプリではなく、PC/スマホ版キャンペーンサイトでの展開でした。
「あらし」もしくは「ふぶき」に扮して妖怪を斬り倒していくゲームをプレイすることができ、
ゲーム終了後には、「ガチャを引く」というゲームの一部を体験できる流れでした。
また、ゲームでは妖怪を倒すごとにポイントが加算され、
ゲーム終了時の合計ポイントによってガチャで出現するカードのレア度が変動。
画像やテキストだけでは図れない、ゲームの要素を実際に体験することで、
世界観を先行して体験することができました。

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▲画像:DeNAの妖刀あらしとふぶき試し斬りガチャキャンペーンページ。
プロモーションムービーで世界観を知り、ゲームの体験版を通してより世界観を印象づける。
© DeNA Co., Ltd. 2014.

-β版リリースの可能性-

これまでのサービス開始前のパブリシティ展開として、
・プレスリリース
・ティザーサイト
・サンプル画像
・プロモーションムービー
・各種メディアでの掲載
・SNSでの展開
といったような手法に加え、β版として動くものを手に取ってプレイできるのは、
ユーザーにとって、よりゲームの世界観を理解しやすく、
愛着もわきやすいと考えられます。

2015年はこの体験型の事前予約が浸透していくか。
引き続き、動向を見守っていきたいと思います。