【事前予約最前線】 『マゼラニカ クロニクル』/巧みな自社タイトルの活用は今後鉄板化していく!?

absuke absuke
2015/03/17 (Tue)
スマホゲーム集客


【事前予約最前線】 『マゼラニカ クロニクル』/巧みな自社タイトルの活用は今後鉄板化していく!?

3月9日~3月15日に新たに開始された事前予約アプリは21タイトル、
事前予約数の公表が9タイトル。追加キャンペーン施策を発表したタイトルが10タイトルとなりました。(※ABC調べ)。

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▲表:3月9日~3月15日に新たに開始された事前予約アプリと新情報を追加発表したアプリ一覧(ABC調べ)

リリース前のプロモーションに力を入れるゲーム、続々。

事前予約数を公表した9タイトルのうち、5万人突破を発表したタイトルが8タイトルとなっており、
各企業、目標としている事前予約数が徐々に上がってきているような印象を受けます。
つまるところ、リリース前からプロモーションに力を入れているゲームが増えていることが顕著になっていると言えます。

その中で今回は、3月11日に事前予約数10万人突破を発表している、
「マゼラニカ クロニクル」をピックアップします。

今週のPICK UP 「マゼラニカ クロニクル」

ファンクリックとクローバーラボの共同開発の「マゼラニカクロニクル」(以降、「マゼクロ」と略称)は、
異世界の魔法学園を舞台にした、パーツを混ぜてカスタマイズしたモンスターをパズルで操ってバトルするパズル×コマンドRPG。
モンスターのパーツや、バトルで使用するコマンドを自由にカスタマイズし、
自分だけのオリジナルモンスターを作成できるのが特徴となっているようです。
3月11日時点で事前登録者10万人突破を発表しています。

「マゼクロ」事前予約の施策

「マゼクロ」の事前予約は、事前予約媒体での予約と自社サイトでの事前予約を併用しています。
自社サイトでは、Twitterアカウントがあれば予約ができ、メールアドレスの登録は基本的には不要です。
事前予約媒体での予約特典が、レアガチャが引けるルビーを付与に対し、自社サイトでの予約特典は、
ベースモンスター3体のうちいずれかと、ガチャでGetしたパーツをカスタマイズしてオリジナルのモンスターを作成できるというもの。

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▲画像:「マゼクロ」自社サイトでの事前予約画面。ベースとなるモンスターに、ガチャで手に入れたパーツを組み合わせるという仕組み

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▲画像:ガチャで手に入れたパーツの合体を繰り返すことで自分ならではのモンスターの作成ができる

ガチャは引ける回数が限られており、続けてガチャを引きたい場合は、Twitterでの拡散が必要です。
また、自分ならではのモンスターを作ることができる点やできあがったモンスターをTwitterで公開すると言った楽しみもあります。
さらに、メールアドレスを登録することでカスタマイズしたモンスターをもっと進化させることができるようです。
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▲画像:メールアドレス登録でカスタマイズモンスターをさらに進化させることができる

「ゆるドラシル」からの導線

また、「マゼクロ」の事前予約の施策として見逃せないのが、同社が提供している
「ゆるドラシル」からも事前予約の導線がある点です。
「ゆるドラシル」のアクティブユーザーに向けて、ゲーム内で「マゼクロ」の事前予約を促しており、
「マゼクロ」の予約をすると「ゆるドラシル」で遊べる金貨300枚が特典としてもらえるというもの。

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▲画像:「ゆるドラジル」ゲーム内にある、「マゼクロ」事前予約への導線。(iOS)

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▲画像:「マゼクロ」の事前予約が完了すると「ゆるドラジル」のシリアルコードが発行される。(要・メールアドレス登録)

人気タイトルを複数持つゲーム会社が、事前予約媒体以外で、質が良く、且つ量を積み上げていく施策としてこれまでも取り上げてきましたが、「マゼクロ」でも実施されておりました。

「マゼクロ」の事前予約施策を整理

ここで、「マゼクロ」が実施している事前予約の施策ポイントを整理すると、下記の通りになります。

・「ハヤトク」をはじめとする主要事前予約媒体で良質なユーザーの囲い込みをしている
・自社サイトの事前予約特典は、ベースとなるモンスターで、事前予約媒体とは特典が異なる。
・ユーザーはガチャで集めたパーツを組み合わせてオリジナルモンスターを作ることができる=オリジナルの予約特典が生成される
・Twitterで拡散させる装置として、”ガチャ”と”自作のモンスターお披露目”の2つを用意している
・メールアドレス登録でオリジナルモンスターをさらに進化させることができる。
・PV内に表示されるキーワードを使って、本サービス開始後に激レアパーツをGETすることがでる。
・Twitterキャンペーン参加で最大でガチャ4回分の「ルビー」をゲットできる。
・「ゆるドラジル」ユーザーへのアプローチ

また、同タイトルは、事前予約者数10万人突破を記念して、事前予約キャンペーンのガチャ確率が超絶UPする「ガチャ確率超絶UPキャンペーン」を、3月11日リリースまでの期間不定期で開催されているとのこと。(開催時期はTwitter上で告知)こういった、イベント施策が最終的に事前予約者をどこまで伸ばしていくのかも興味深いですね。

ガチャやTwitterのキャンペーンなどは他社でも実施の多い事例ですが、
それに加えて、既存タイトルからの導線を用意したり、ゲリラ性やイベント性を持った演出を施しているというのが、
「マゼクロ」の施策ポイントと言えるのではないでしょうか。