【事前予約最前線】 「家電少女」/外部媒体中心の正攻法の展開ながら、パブリシティの工夫で10万件突破

absuke absuke
2015/03/31 (Tue)
スマホゲーム集客


【事前予約最前線】 「家電少女」/外部媒体中心の正攻法の展開ながら、パブリシティの工夫で10万件突破

3月23日~3月29日に新たに事前予約が開始されたアプリは6タイトル、
事前予約数の公表が4タイトル。追加キャンペーン施策を発表したタイトルが4タイトルとなりました。(※ABC調べ)。

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▲表:3月23日~3月29日に新たに事前予約が開始されたアプリと新情報を追加発表したアプリ一覧(ABC調べ)

リリース予定タイトルの発表とβテストのテスター募集が続々!?

事前予約開始のタイトル数こそこれまでに比べると少ない印象を受けるものの、
リリース予定の発表やβテストの告知などが散見されました。
βテストのテスター募集は、2015年に入ってから確実に増えています。
テストユーザーの募集の方法やテスト内容は企業によって異なるものの、
ゲームバランスの調整をリリース前より先んじて行い、より万全を期した状態でリリースしていきたいという思惑がうかがえます。

今回は、3月27日に事前登録10万件突破を発表した、
番町製作所の「家電少女」をピックアップしました。

今週のPICK UP 「家電少女」

アニプレックス100%子会社である、番町製作所からリリース予定の同作。
3月3日よりティザーサイトの公開と併せて事前予約を開始していますが、
受付開始1ヶ月を待たずしての10万件突破となりました。

「家電少女」は、あらゆる家電がインターネットに接続され便利さを極めた20XX年が舞台。
悪の工場から電力チップを守るため、プレイヤーは政府から特殊対策チームの隊長に任命され、
家電少女たちとともに、電力チップを守り、世界を平和に導くというもの。
強化や進化を通して家電少女を省エネ家電へ育成する要素と、3マッチパズル対戦のゲーム要素を持つRPGゲームです。

尖った施策は行わず。事前予約媒体と自社展開でのガチの積み上げ

事前予約は外部媒体と自社サイトを併用して実施しています。
これまで事前予約最前線で取り上げてきたタイトルは、
先例のない尖った施策や、自社タイトルからの送客を実施している事例が多くありましたが、
「家電少女」は、同作が番町製作所初のタイトルで送客できる自社タイトルはなく、また、フォロワー数や既定のリツイート数に応じて、抽選でプレゼントを行うようなキャンペーンも今のところ実施していません。
事前予約媒体やTwitterなどのデジタル広告を中心に、正攻法で予約数を積み上げていったと推測できます。

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▲家電少女のプロモTweet。Twitter上に広告展開し、自社サイトへ送客するというもの。

プレスリリース・メディアの活用

同タイトルはプレスリリースをうまく活用しており、
事前登録5万件・10万件突破の発表時のほか、キャラクターボイス担当声優のコメントをWebサイト上で公開した際や、ムービーの公開時にもプレスリリースを配信していました。
特にムービーについては内容が独自路線を行っていたこともあり、いくつかのメディアでリコメンド・ピックアップされていました。

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▲家電少女、ムービー公開時のoctobaでの掲載。いい意味で尖った形で取り上げられている。

事前予約媒体やデジタル広告を中心としつつも、
プレスリリースがまとめサイトやレビューサイトで話題を呼び取り上げられたパブリシティとの相乗効果が、事前予約数10万件の積み上げに至ったのだと考えられます。

アニメジャパンへの出展

2015年3月21日~22日と2日間行われた、アニメJAPANにも出展。
ブースでは、プロモーションムービーや端末での試遊もできるようになっており、
ゲーム好きだけならず、アニメ好き・アニメファンの層にもアプローチをするという、
PR展開への注力がここでも見られました。

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▲アニメJapanでの出展。端末での試遊もできるようになっていた。

組み合わせ次第で、事前予約数10万件突破できる!

予約数を積上げていくには、
タイトルの魅力をいかに伝えていくかも重要ですが、
いわゆるIPタイトルや大型タイトルでもなく、
また、インセンティブをフックとしたキャンペーンを行わなくても、
事前予約媒体の効率的な掛け合わせとパブリシティの工夫で、まとまった予約数を囲っていける-。
「家電少女」はそんな好事例として、挙げられるのではないでしょうか。