「星のドラゴンクエスト」も好調なスクウェア・エニックス!今期はHDゲーム超えが予想される同社のスマートデバイス領域の数字に注目

absuke absuke
2015/11/09 (Mon)
スマホゲーム集客


「星のドラゴンクエスト」も好調なスクウェア・エニックス!今期はHDゲーム超えが予想される同社のスマートデバイス領域の数字に注目

はじめに

先日、スクウェア・エニックスの2016年3月期2Qの決算発表が行われました。
これまではHDゲーム主体の業績でしたが、スマートデバイスにおける数字が伸びてきており、
収益構造の変化を感じる決算となりました。

今回はスクウェア・エニックスのスマートデバイスにおける数字を見ていきたいと思います。

■直近3期の全体数字推移

全体数字推移
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上記は、直近3期の業績推移になります。
ちなみに、今回発表された2016年9月期2Qは以下の通りです。

・2016年9月期2Q累計
売上高:864億円(前年同期比+132億円)
営業利益:126億円(同+41億円)
営業利益率:14.6%
純利益:73億円(同+16億円)

今期はまだ上期段階ですが、前年同期比での成長が著しいのが見て取れます。
他の事業は例年通りの推移との見方が出来ますが、主軸事業のデジタルエンタテインメント事業の好調ぶりが伺えます。
上期段階での営利率は21%と利益率も向上しています。

■デジタルエンタテインメント事業の売上高を紐解いてみる

売上高
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デジタルエンタテインメント事業は、「HDゲーム」、「スマートデバイス・PCブラウザ等」、「MMO」の
3軸で構成されておりますが、図からここ2期でのスマートデバイス・PCブラウザゲームの割合が
非常に高まっているのがわかるかと思います。

今期上期段階ではありますが、46.8%と約半分となっています。

昨期、HDゲームの売上高が444億円、スマートデバイス・PCブラウザゲームの売上高が442億円と、
ほぼ同等となりましたが、今期はHDゲームを上回ることが予想されます。
これまでメイン収益であったHDゲームから、
スマートデバイス・PCブラウザゲームへと収益構造の変化を見て取ることが出来ます。

■スマートデバイス領域が伸びている

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出典:http://www.hd.square-enix.com/jpn/news/pdf/16q2slidesJPN.pdf

セグメントとしては「スマートデバイス・PCブラウザゲーム等」とありますが、
主体としては、スマートデバイスによるものと思われます。

上の表は今回の決算資料からの引用となります。
ブラウザゲームとしては「戦国IXA」が挙げられますが、
その他、「ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト」、「スクールガールストライカーズ」、
「ファイナルファンタジー レコードキーパー」、「乖離性ミリオンアーサー」、
「メビウス ファイナルファンタジー」「星のドラゴンクエスト」などはスマホアプリになります。

上記に挙げられるタイトルはどれもランキング上位にランクインするなど好調な推移を辿っています。
元々人気タイトルであることや、クオリティの高さも人気の理由ではないでしょうか。

■おわりに

こうした数字の変化から、世の中のスマートデバイス化が進んでいることを改めて実感することが出来ます。
報告セグメントに関しても、スマートデバイス単体となる日も近いのではないでしょうか。

今期、売上高2000~2200億円、営業利益170~250億円を見込みスクウェア・エニックス。
その中でも、デジタルエンタテインメント事業としては売上高1570億円を見込みますが、
スマートデバイス領域がどこまで数字を伸ばしてくるのか注目したいと思います。