「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」のヒットから約3年、売上700億円を超えるまでに成長したコロプラの3年間を振り返る

absuke absuke
2015/11/16 (Mon)
スマホゲーム集客


「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」のヒットから約3年、売上700億円を超えるまでに成長したコロプラの3年間を振り返る

今週は「黒猫のウィズ」や「白猫プロジェクト」など、猫シリーズでおなじみのコロプラを取り上げたいと思います。
先日、2015年9月期の決算が発表され、この3年間の大きな成長を見ることが出来ました。
今回はそんなコロプラの3年間を振り返ります。

■3年間の業績推移

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・2015年3月期通期
売上高:723億9500万円(前年同期比+35.1%)
営業利益:323億1700万円(同+36.9%)
営業利益率:44.6%
経常利益:323億6300万円(同+37.4%)
当期純利益:194億3600万円(同+49.2%)

年々大きく成長していることがグラフからわかります。
「黒猫のウィズ」がリリースしたのが2013年3月でした。
その黒猫のヒットもあり、2013年に売上が初の100億円超え(167億円)を記録し、
以来数々のヒットを飛ばし2015年9月期は売上723億円/営利323億円までになっています。

■Q毎の業績推移と各年のリリース本数

コロプラ業績推移
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※リリース本数は終了したタイトルを含む

3年間をもう少し深掘って見てみます。
先述した通り、「黒猫のウィズ」がリリースしたのが2013年3月ですが、
そこからグラフが伸び続けています。

売上推移については、2014年は黒猫等の数字の積み上げに加え、
「ほしの島のにゃんこ」や「白猫プロジェクト」の貢献もあり売上535億円/営利/236億を記録しました。
そして、2015年9月期は売上723億円/営利323億円と、
さらに飛躍してもう一つ階段を上がったかたちになっています。

リリース本数を見てみると、
2013年9月期は5本、2014年9月期6本とリリース本数が多くなっていましたが、
前期に関してはリソース不足もあり3本と減っています。

■リリース時期別の売上とプロモーション

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※決算説明資料より引用

前期のリリース本数こそ減ったものの、2015年の売上は大きく積みあがりました。
その一番の要因として、2014年末にリリースした「白猫プロジェクト」の伸びが挙げられます。
2014年リリースのタイトルでの全体売上比率は59%となるなど、全体への数字貢献も明確に出てきています。

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前期の「白猫プロジェクト」の動きとして、大島優子さんやふなっしー、しょこたん を起用したTVCMや、
リアル商品も幾つか提供するなどプロモーションが奏功したことも大きかったように思えます。

これまでも「黒猫」ほか各タイトルのTVCMなどの大規模なプロモーションでユーザー数を伸ばしてきており、
同社の ゲームの質×プロモーションの上手さを見て取ることができます。
上記資料にもあるように、広告宣伝費が増額するも、
売上対比で低下している点からもそうしたことが伺える結果となっています。

■今期予想と新作の方向性

・2016年9月期予測
売上高:850億円(前期比+17%)
営業利益:360億円(同+11%)
営業利益率:42.4%
当期純利益:210億円(同+8%増)

今期の予測は上記想定が発表されております。

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ここ2年間の流れとして、前期リリースのタイトルの売上積み上げが大きく貢献しているだけに、
前期3本に終わった新規タイトルの動きも気になるところですが、
今期に関しては例年の流れと少し動きが変わりそうです。

今期は、引き続き「白猫」を伸ばしつつ新作のリリースに注力するようで、
既存タイトルの数字最大化と、未来へ向けた種蒔きの期となりそうです。
新作のリリースについては、リソース不足を前期から本格化させたM&Aによって改善し、
今期は6本を予定している模様です。

リリース予定6本については、アクション&RPGが2本、スポーツ4本を計画中となりました。
為末大氏の社外取締役就任のリリースも話題になりましたが、
どのようなスポーツのアプリが出てくるのか気になるところです。

数字推移として来期および来々期の売上1000億円も視野に入ってくるかと思います。
未来に向けた動きも引き続き注目したいと思います。