ゲーム事業全体に対する海外事業の売上シェアはgumiが突出!上場スマホゲーム会社の直近1年間の海外売上比率を比較!

absuke absuke
2015/11/25 (Wed)
スマホゲーム集客


ゲーム事業全体に対する海外事業の売上シェアはgumiが突出!上場スマホゲーム会社の直近1年間の海外売上比率を比較!

ネット業界でも多くの会社が海外での事業展開を行っています。
もちろん、スマホゲームにおいても同様の動きが盛んな状況です。

今回は、上場スマホゲーム会社の海外事業における売上比率を見ていきたいと思います。

■上場スマホゲーム会社の売上の海外比率について

 

図1
※クリックで拡大表示

上記、各社直近1年間での数値になります。(gumiは2014年5月から1年)
※各社決算資料より引用
※決算資料に海外事業の数字記載のある会社のみ

まず思ったのが、上場スマホゲーム会社は他にも沢山ありますが、
意外と開示している会社が少ないということです。

ある程度ベースとなる数字が出てからが開示タイミングになるとも考えられますので、
今後の各社の開示を心待ちにしたいと思います。

■ゲーム事業全体に対するシェアはgumiが突出して多い

 

d9124262-s

出典:http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=ir_material_for_fiscal_ym&sid=19103&code=3903

各社のゲーム事業全体に対するシェアに注目するとgumiが突出して多いこともわかります。

全体の40%が海外売上ということで、”海外展開”という点では他社に比べてかなり先行していると言えます。
ちなみにgumiの前々期海外比率は30.7%、その前はほぼ0%と、年々そのシェア率が高まってきており
直近での50%超えも見えてきているのではないでしょうか。

またエイチーム、ボルテージ、KLabも注目です。
ゲーム事業全体に対するシェアはそれぞれ22%、14%、13%と二桁になっていることがわかります。

エイチームは直近2年は常に20%台を維持し、
ボルテージ、KLabに関しても常に10%台をキープし続けています。
もちろん各社国内も伸びています。

その一方で、サイバーエージェントは、2年前をピークに海外数字は減少をしています。
2年前約25億円前後あった売上も今や3億円程度と減少しました。
Cygamesのヒットもありましたが、今は国内ネイティブにリソースを投下しているようにも見て取れます。

ここからゲーム業界全体を見ても、撤退や縮小もあるなど
一概に海外展開に注力している動きだけではないことがわかります。

■地域はアジアが中心か

 

英語版のリリースは各社マストになっている感がありますが、
数字の中心は台湾、中国、香港、韓国といった東アジアで構成されていると考えられます。

北米で躍進している会社としては、米国のアプリストアランキング上位に
複数アプリがランクインするなどしているボルテージが挙がります。

改めてアジアに目を向けますと、
プロモーション例として、コロプラの「白猫プロジェクト」がアジア諸国でTVCMを打つなど、
国内だけでなく、海外におけるCMという大きなプロモーションを仕掛ける会社も増えています。

東アジアのスマホゲーム市場は、2016年には1兆8,848億円にも成長するといわれており
(CyberZ/シードプランニング調べ)、各社がさらに攻勢をかけていくのではないでしょうか。

日本のゲームに関わる者としては、
アジアだけではなく、北米・欧州も含む全世界でぜひ日本発のゲームで席巻してほしいと願いつつ、
今後の成長の注力ドメインに置いている会社も少なくない
ゲーム各社の”海外展開”の行方に引き続き注目したいと思います。