2016年は8,238億と言われるスマホゲーム市場で形成される新たな市場!「スマートフォンゲームセカンダリ市場」の可能性とプレイヤー動向まとめ

absuke absuke
2016/01/18 (Mon)
スマホゲーム集客


2016年は8,238億と言われるスマホゲーム市場で形成される新たな市場!「スマートフォンゲームセカンダリ市場」の可能性とプレイヤー動向まとめ

2015年は7,462億円、2016年には8,238億円とも言われている日本のスマホゲーム市場。
ここ数年で大きな市場へと成長したスマホゲーム市場ですが、成長の裏で周辺ビジネスにも動きが出ており、
新たな市場も形成されつつあります。

そんなスマホゲームにおける新たな市場「スマートフォンゲームセカンダリ市場」の動向について
今回は探ってみたいと思います。

■スマートフォンゲームセカンダリ市場とは?
⇒ スマホゲームタイトルの買収・協業等の二次取引で作られる市場のこと。

■市場動向

冒頭で先述した通り、スマホゲーム全体の市場としては2016年で8,238億円と大きくなる予測ですが、
最近の市場動向として、比較的大手のプレイヤーによる市場シェアの獲得が目立っており、
一部では撤退や事業縮小などを行う会社や大手の中でも人員配置再検討の案件が出てきている状況です。

そんな状況下で注目を浴び始めているのが「スマートフォンゲームセカンダリ市場」です。
撤退やリソース再検討といったタイトルを中心に買収や運営委託といった動きが見られるようになっています。

スマートフォンゲームセカンダリ市場の規模感

2014年:47億円
2015年:218億円
2016年:563億円
2017年:1,056億円
(デジタルインファクト推計・予測)

2015年の市場予測として218億円とまだまだボリュームは大きくないものの、
2017年には1,000億円を超えてくるとも言われています。

■プレイヤーの動き

eb021c88-s

スマートフォンゲームセカンダリ市場のプレイヤーとして代表的な会社として挙がるのが、マイネットです。
昨年12月にはマザーズ上場を果たすなど勢いのある会社です。

・マイネットの事業状況

d6021646-s

出典:http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS80172/d56564c9/1be8/4dfb/b863/8bff18c9d52a/140120151218472607.pdf

マイネットのセカンダリ事業は「買収型リビルド」と「協業型リビルド」の2つです。
上記資料にもあるように、「買収型」および「協業型」といった形でセカンダリ事業で業績を拡大させています。

運営委託のみの協業型を取っているプレイヤーもチラホラ見られますが、
買収を行っているプレイヤーは少なく、マイネットが先行していると言えそうです。

b2c7435a-s

同社が取っているゲームの”リビルド”施策は、
買収・協業~運営~収益拡大のプロセスにおけるフレームワークが形成されています。
企画や運営に長けているのはもちろんのこと、
集客装置である相互集客ネットワーク「クロプロ」を自社で保有していることは強みの一つと言えます。

マイネット以外だと、こちらもスマホゲーム上場銘柄である オルトプラスと
ゲーム業界を中心にヒューマンリソース事業を展開してきた リンクトブレイン が
セカンダリーマーケットでの業務提携を発表しています。

その他、ベトナムのホーチミン、ハノイに拠点を持つ日系最大のITオフショア開発会社のエボラブルアジアが
「ゲームセカンダリー運用特化プラン」という名サービスを開始しています。

まだまだプレイヤーが少ない状況ではありますが、セカンダリ関連のリリースも徐々に増えてきています。

■スマートフォンゲームセカンダリ市場の今後

96c6c3bf-s

マイネットの実績として、セガやサイバーエージェント、gumi、KLabなど
大手15社からリビルド案件を実施していると資料にありますが、
直近でも12月末にNubee Tokyoが運営するスマホゲームの譲受を発表しています。
2015年に譲受を行った案件は6件あった模様です。

プレイヤーやゲームタイトルが淘汰されていく中で、
売却や運営リソース支援といった、ニーズが増えていくことが予想され、
今後、スマートフォンゲームセカンダリ市場へ参入する企業も少なくなさそうです。