トップは1人当たりの売上/Qが1億円超え!?スマホゲーム各社は1人当たりでどれくらい売上と利益を残しているのか?を調査

absuke absuke
2016/03/08 (Tue)
スマホゲーム集客


トップは1人当たりの売上/Qが1億円超え!?スマホゲーム各社は1人当たりでどれくらい売上と利益を残しているのか?を調査

大きな盛り上がりを見せているイメージがあり、”儲かってる”といった印象が強いスマホゲーム業界。
しかし、開発費の高騰やヒットの有無などによって業績に浮き沈みがあるのも事実だと思います。

今回はスマホゲーム各社が1人当たりがどれだけ売上を上げていてどれだけ利益を残しているのかを
調査したいと思います。

◆各社の1人当たり数字

一人当たり売上高と営業利益

※ミクシィは全体業績・全体従業員での算出
※サイバーエージェント、クルーズはゲーム事業セグメントでの算出

各社10-12月での決算数字から算出してみました。
まず、Qベースでの1人当たり売上および営業利益が大きい会社で見てみますと、
ミクシィとガンホーが頭一つ抜け出していると言えそうです。
この2社はレンジとして、1人当たり売上が約1億円、1人当たり営業利益4000万円前後となっています。

次いで、コロプラ、サイバーエージェントと続きます。
こちらはQベースでの1人当たり売上が約2000万円台後半、1人当たり営業利益1000万円前後。
以後、上記まとめの記載通りとなっています。
(特損などが発生している会社に関しては、営業利益記載なし)

”ミクシィは1人当たりの売上/Qが1億円超え”

ミクシィの数字算出に関しては、あくまで全体数字からの算出のため参考値となりますが、
「モンスト」をはじめとするゲーム事業が属するエンターテインメント事業は売上シェアが93%となっており、
おおよそ近しい数字にはなるかと思います。

そんなミクシィは、算出した11社の中で唯一、Qベースでの1人当たりの売上が1億円を超えています。
1ヵ月あたりで考えると1人3,000万円以上の売上を積んでいることになります。

ミクシィ

また、営業利益に関してもQベースで4,400万円。
利益率の高さを象徴する数字であることを、改めて感じることが出来ます。
おそるべしモンストパワーといえそうです。

”カジュアルゲームの「イグニス」が大手3社に次いで高利率”

イグニス

※イグニス決算説明資料より

「breaker」が好調そうな、11社の中で唯一カジュアルゲーム主体のイグニスは、
1人当たり売上/Qが1,100万円、1人当たり営業利益/Qが400万円と、
額こそ巨大ではないものの、利益率で見てみますと30%超を記録しており、
ガンホー(営利率38.4%)、ミクシィ(同43%)、コロプラ(44%)に次いで高い営業利益率となっております。

おわりに

今回はスマホゲーム各社が1人当たりがどれだけ売上を上げていてどれだけ利益を残しているのかを調査しました。
ゲーム会社は普段はKPIとしてユーザーのARPUを追っていると思いますが、
社内におけるARPU的指標も重要な指標と言えそうです。

各社によってバラつきがありますが、数字に波があるのもスマホゲーム業界の特徴で、
引き続き、推移などを調査してみたいと思います。