スマホゲームのTVCMを見る機会も多かった年末のスマホゲーム会社の広告費はいくら!?スマホゲーム各社の決算から広告宣伝費を比較

absuke absuke
2016/03/24 (Thu)
スマホゲーム集客


スマホゲームのTVCMを見る機会も多かった年末のスマホゲーム会社の広告費はいくら!?スマホゲーム各社の決算から広告宣伝費を比較

時が過ぎるのも早いもので、暖かい日も多くなり春の訪れを感じる季節となりました。

スマホゲーム各社の決算に目を向けてみると、
年明けの決算も各社発表を終え、10-12月、11-1月での数字が出てきました。

今回は年末(年末年始)の広告宣伝費に注目します。
年末にTVを見ているとスマホゲームのTVCMが多かったと感じた方も多いと思いますが、
年末にスマホゲーム各社がどの程度広告宣伝費を投じたのか比較してみたいと思います。

 

◆各社の広告宣伝費

広告宣伝費

 

決算発表日によって一部変則がありますが、各社の数字になります。
DeNAやグリー、クルーズなどはゲーム以外の事業も含まれるため、
参考値として見て頂ければと思います。(エイチームはエンタメ事業のみの数字になります)

 

各社の状況にもよりますが、年末年始は休み期間も長いため広告宣伝費を多く投じる傾向にあると思いますが、
実際に前四半期との対比で見て、18社中13社が増加傾向にあります。

広告宣伝費比較

※gumiとエイチームは、青が8-10月 オレンジが11-1月

2015年下半期の広告宣伝費投下の割合をグラフにしてみると上記のようになります。
グラフのオレンジの部分が年末における広告宣伝費ですが、
特に割合が大きいのが、モブキャスト、オルトプラス、エイチーム、モバイルファクトリーとなりました。

 

”特に広告宣伝費が多い3社の動向”

Q単位で10億円以上掛けている会社で、主にゲーム特化会社をピックアップしますと、
ガンホー(69億円)、ミクシィ(42億円)コロプラ(25億円)が該当します。
DeNA、グリー、クルーズも該当しますが、他事業での宣伝費も多いと思われるのでここでは除外しています。

年末の広告宣伝費割合が突出して多かったガンホー
上記3社の中で、年末に割く広告宣伝費割合が突出して多かったのが、ガンホー。
10-12月広告宣伝費を7-9月の対比で見ますと、23億7400万円増加しています。
ちなみに2014年10-12月は32億6,800万円(14年7-9月は41億6,400万円)となり、
1年前の年末と比較して、2015年年末はいかに広告宣伝費を多く投じたかがわかります。

パズドラだけでなく「ディバインゲート」や「サモンズボード」のTVCMも大きく強化したことも
起因となっているかと思われます。

また、ミクシィとコロプラも同対比で2億円の増加。コロプラは「黒猫のウィズ」のTVCMを強化したようです。
ミクシィに関しては、ゲーム以外の「チケットキャンプ」のTVCMも含まれていると思われます。

 

各社の広告宣伝費を見ると、アプリのリリース状況等にもよりますが、
年末(および年始)に投じる費用が多い傾向にあることがデータから見て取ることが出来ました。

スマホゲームのTVCMを見ない日がないくらいに、積極的な広告宣伝費投下も肌で感じるようになってきましたが、
広告・プロモーションの手法やクリエイティブも多種多様になり変化も起きています。
各社の動向や全体傾向など注目していきたいと思います。