広告会社から生まれたゲーム事業。そして、ゲーム会社としての独立。広告会社のゲーム事業部から独立分社化した「ブループリント」とは?

absuke absuke
2016/06/30 (Thu)
スマホゲーム集客


広告会社から生まれたゲーム事業。そして、ゲーム会社としての独立。広告会社のゲーム事業部から独立分社化した「ブループリント」とは?

ここ数年スマホゲーム市場が盛り上がりを見せていますが、スマホゲーム黎明期から参入している とある広告会社があります。

D2C。広告業界だけでなく事業主でもご存知の方が多いと思います。
電通とドコモの合弁会社で、ドコモのキャリアレップとして長年広告業界で大きな存在感のある会社です。
そんなD2Cですが、流れの速いウェブ業界において、変化に対応し、様々な事業を立ち上げていますが、その一つがスマホゲームです。

遡ること約4年前の2012年。パズドラがリリースしたくらいの年(iOS版は12年2月リリース)ですね。
モンストはまだ登場していない頃です。そんな時期にD2Cはコンシューマ事業に乗り出します。

ソーシャルゲーム「関ヶ原演義」というゲームをリリースします。これがヒット。
AppStoreトップセールスランキングで1位を獲得するなど躍進し200万DL以上のアプリとなっています。
今でこそゲームを出していることは知られていますが、当時はD2Cがゲームを出すということに驚いた方も多かったかと思います。

ブループリント
▲ブループリントHPより

・関ヶ原演義
・繚乱三国演義
・NBAドリームチーム

などなど、当時のスマホゲーム市場において、ヒットタイトルも多く出しD2Cのゲーム事業は一気に名が広がったような気がします。
D2Cという比較的資金が潤沢にある組織ということもあり、プロモーション規模も大きかったように思えます。

そのD2Cのゲーム事業ですが、昨年、ゲーム事業を切り出し、独立した組織(会社)にするという、大きな動きがありました。

 

”ブループリント始動”

ブループリント2

株式会社ブループリントは、2015年4月からスタート。
さっそく決算が出ていましたので、見ていきたいと思います。

ブループリント3
※官報より引用

当期純利益は1億3,109万円。既存のタイトルのパワーもあり、しっかりと利益を残してきています。
D2Cグループではあるものの、会社として独立したので、より小回りが利きやすくなった可能性はあるかと思います。

やはり、市場状況が変わりやすいスマホゲームにおける開発スピード等を考えますと、意思決定のスピード感が大事になってきます。
そういった機動性を意識した独立という見方も出来るのではないでしょうか。

 

”グループとしての強み”

また、グループ会社にD2CやD2CRがありますが、グループ内にアプリ広告マーケティングや広告支援の会社があることは、
グループ全体の総合力向上やシナジー効果も生まれると思いますし、強みの一つであると言えるかと思います。

既存アプリの提供ジャンルでいうと、先述した通り、戦国RPG系が多い印象ですが、「NBAドリームチーム」といったスポーツ系なども手掛けています。
利益が出ていることもあり、今後の新規タイトルへの投資にも期待が掛かるかと思います。

広告会社から生まれたゲーム事業。そして、ゲーム会社としての独立。
ゲーム業界においては珍しいケースだと思いますが、独立した今、力が試される時でもあると思います。
これからの躍進に引き続き期待したいと思います。