日本でも7月22日に遂にリリース!「ポケモンGO」が世界的大ヒットとなり盛り上がる”位置ゲーム”のここ10年の歴史を振り返ってみた

absuke absuke
2016/07/26 (Tue)
スマホゲーム集客


日本でも7月22日に遂にリリース!「ポケモンGO」が世界的大ヒットとなり盛り上がる”位置ゲーム”のここ10年の歴史を振り返ってみた

ここ最近、スマホゲーム業界はとある話題で持ちきりとなっております。

「ポケモンGO」

社会現象となっているため、ご存知の方も多いと思いますが、任天堂と「INGRESS」でお馴染みのNianticが共同で展開する、
位置情報とARを使った位置ゲームです。

米国などで先立ってリリースとなりましたが、日本にもついに7/22にリリースされました。
リリース前にも関わらず、政府が注意喚起をするほどの過熱ぶりで、リリース後も同ゲームの話題がSNSを埋め尽くすなど大ヒットとなっています。
今回は、改めて盛り上がりを見せている”位置ゲーム”について歴史を振り返りたいと思います。

位置ゲー1

 

 

「コロニーな生活」が発表された2003年からの主な位置ゲームが登場したタイミングを振り返ったものになります。
上記全てのゲームを網羅出来ておりませんが、歴史を振り返ってみると、ガラケー時代に多くのゲームがリリースされていることがわかります。
スマホ移行期後はデバイス性能だけでなく、AR等のテクノロジーの進化もあり、より表現も多様化しております。

上記以外にも位置情報を利用したゲームが多数登場していることを考えると、
改めて、位置ゲームというカテゴリも様々なゲームがあることがわかります。

この領域のパイオニアともいえる「コロニーな生活」は元々は個人によって発表されたタイトルで、その個人というのはコロプラの代表 馬場功淳氏。
法人化(コロプラ設立)など形を変えながら、スマホ移行期も乗り越え、今なお人気の位置ゲームとして躍進を続けています。
コロプラは位置情報サービスプラットフォームの運営も行っており、プラットフォーマーとしても大きなポジションを築いております。

ちなみに”位置ゲー”はコロプラの商標でもあります。

 

◆ゲームとは無縁!?の地図提供会社の参入も

位置ゲー2
▲ケータイ国盗り合戦のHPより

 

位置情報を使うゲームということもあり、一般的なゲーム会社とは異なるプレイヤーの参入も一つ特徴的。それが、地図を提供する会社です。
マピオンの「ケータイ国盗り合戦」や、「MapFan」提供のインクリメントPの「はい!こちらネコ屋台です。by MapFan」が挙がるかと思います。
自社のメイン事業をゲームに派生させた例といえます。

 

◆ビジネス的視点でも広がる可能性

位置ゲームは実際に動くことによってプレイするため、その行動を利用した様々な施策が施されています。
企業や自治体とのタイアップが多い点は特徴の一つといえます。

位置ゲー3

▲Ingressは「岩手県庁Ingress活用研究会」という研究会(現:岩手県庁ゲームノミクス研究会)が発足するなど、自治体との取組みが増えている。
※岩手県庁ゲームノミクス研究会HPより引用

 

位置ゲー4
▲「駅奪取」など提供するモバイルファクトリーも多数の自治体や鉄道事業者とO2Oの施策を実施している。
同社の試算によると、これらのO2Oイベントによる経済効果は6億6,739万円に相当するようで、2.9万人もの方が参加しており、実効果も出ております。(2015年実績)※モバイルファクトリーHPより引用

位置ゲー5
▲マクドナルドHPより
実際に今回の「ポケモンGO」もマクドナルドとの提携を発表しており、今後も企業スポンサーが多く入ってくると予想されます。
ポケモンは以前からJRで「ポケモンスタンプラリー」を実施しておりますが、位置ゲームとの親和性もあり、
今夏何かしらの企画が実施される可能性もあると思います。
過去でいうと、「ケータイ国盗り合戦」もJR東日本やJR西日本とのタイアップを実現させております。

このように、今後位置ゲームがビジネス的な視点でも盛り上がりを見せそうです。
まずは、「ポケモンGO」のマクドナルドでの効果が気になるところです。

 

◆ポケモンGOのリリースで高まる位置ゲーム熱

位置ゲー6

改めて、位置ゲームがここにきて新たに大注目されているのは、冒頭で述べた「ポケモンGO」のリリースによるものです。

日本での盛り上がりでいくと、まず海外での様子の他にマーケット状況が話題となりました。
海外でのリリース後、任天堂の株価・時価総額は跳ね上がり、コロプラやモバイルファクトリーといった関連株の株価も大きく上がりました。
また、リリース後には、民放やNHKなどのニュースで繰り返し報じられたリ、街に出ると必死にポケモンを捕まえる人をそこら中で見かけたり。

このように、市場全体だけでなく世の中全体として、位置ゲームが注目が集まることにより、
ユーザーやパブリッシャーの増加が見込まれることが期待されます。
「ポケモンGO」は強力IPというだけでなく、わかりやすいゲームであることや、コレクション要素もあるため、
老若男女に受け入れられやすいゲームといえると思います。

社会現象とまでなっている位置ゲームの熱はどこまで続くのでしょうか。
ポケモンGO含む既存タイトルだけでなく、新規参入の動きや、新たなテクノロジーとの融合、デバイス自体の変化(ウェアラブル等への進化)といった流れも出てきそうで、今後も改めて注視していくべき領域となりそうです。