【スマホゲーム市場調査】スマホゲーム大手「ガンホー」「コロプラ」「ミクシィ」の広告宣伝費推移と直近1年の動きを比較

absuke absuke
2016/10/11 (Tue)
スマホゲーム集客


【スマホゲーム市場調査】スマホゲーム大手「ガンホー」「コロプラ」「ミクシィ」の広告宣伝費推移と直近1年の動きを比較

多くのスマホゲーム企業が、オンライン・オフラインともにプロモーションを行っております。大きい施策であるTVCMや屋外広告、リアルイベント等も当たり前のように実施する時代になっているかと思います。効果の事例などが多くのメディアで語られるなど、その勢いはこれからも続いていきそうです。

今回取り上げるのは、1年前に調査した”大手スマホゲーム会社における「広告宣伝費」に再びフォーカスしてみたいと思います。この1年含め、改めて調査してみたいと思います。

◆広告宣伝費は各社拡大中

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※数字は各社の決算説明資料より引用

昨年と同様のグラフにて、2015年7月~2016年6月の1年分を追加しておりますが、1年間で様々な変化が出ております。

<各社のこの1年での広告宣伝費 ※15年7月~16年6月>

ガンホー:196億1,200万円(14年7月~15年6月:158億7,000万円)

コロプラ:9,616万円(14年7月~15年6月:6,923万円)

ミクシィ:184,6,500万円(14年7月~15年6月:107億8,700万円)

各社、広告費宣伝費は拡大しているのがわかります。それぞれの動向をリリース等を元に見ていきたいと思います。※TVCMなどのマス広告系やコラボレーション企画などの大規模な広告宣伝トピックスのみ

 

ガンホー

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引き続き TVCMに関しては嵐を起用したCMを多く実施。嵐×パズドラを見慣れてきた方も少なくないと思います。また、リアルイベントは今年も盛況で、ガンホーフェスティバルを幕張メッセで開催しております。

この1年のハイライトとしましては、野球関連のスポンサーおよびパートナーとして積極的にブランディングしていた点。WBSCプレミア12のゴールドスポンサーや侍ジャパンのオフィシャルパートナー等に名を連ねており、数多く露出していた印象です。数字だけで見ますと、15年10-12月に69億5,700万円と過去最大の広告宣伝費を投じております。

 

コロプラ

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コロプラに関しては、猫シリーズに注力。特に白猫は引き続きTVCMを実施しておりますが、新たな動きとしては、韓国でもTVCMを打ち始めたこと。英語版も対象地域が増えてきており、グローバル展開も進んできております。

また、企業や有力IP、市町村とのコラボの他、1周年イベントの「白猫フェス」や白猫×黒猫のコラボカフェなどリアルでの動きも引き続き活発です。

猫シリーズ以外ももちろん訴求しております。「激突??Jリーグプニコンサッカー」や「ドラゴンプロジェクト」といった他のゲームもTVCMを実施しております。現在「白猫テニス」も大きくプロモーションしており、ますます露出が増えそうです。

 

ミクシィ

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3社の中でもこの1年特に広告宣伝費が多かったミクシィですが(※ゲーム以外も含みます)、モンストは引き続きTVCM多数実施しております。内容は、コラボ訴求が多いのが特徴的で、ストリートファイターやルパン三世、エヴァンゲリオンといったIPとコラボの際は必ずTVCMを実施しておりました。また、3DS版も登場したため、3DS版においても積極的に訴求しているのが印象的でした。

リアルの動きとしましては、モンストフェスティバルやモンスト物産展の他、2015年7月に立ち上がったXFLAGスタジオの闇会議への出展もありました。数字としては、16年4-6月に53億4,100万円を記録し、過去最大となっております。

 

最後に

各社、TVCMは既に当たり前で、新規タイトルのリリースやコラボ企画があると、新TVCMを実施していることが見て取れます。新たに出てきているのは、大きなイベントへのスポンサーや協賛。ガンホーの「WBSCプレミア12」やミクシィの「MTV VMA」あたりがこれに該当いたします。プロモーション方法も多岐に渡り、且つ大掛かりなものも増えてきている印象です。

2ヵ月程前に当コーナーでも触れておりますが、各社、既存のビッグタイトルが中長期に入り業績に変化が出てきております。新規タイトルのリリースはもちろんのこと、新規領域への投資も増えてくることが予想されます。業界の変化・進化に、プロモーションの実施方法も変化が出てくるかもしれません。