買収加速で運営タイトル数が30を超えた「マイネット」の今を読み解く

absuke absuke
2016/11/24 (Thu)
スマホゲームマーケティング


買収加速で運営タイトル数が30を超えた「マイネット」の今を読み解く

決算発表も一通り終わりまして、ゲーム系各社の決算が出揃いました。中でも最近活発な動きを見せております マイネット について書きたいと思います。2015年12月に上場し他社タイトルの獲得およびリビルドにフォーカスして事業展開をしておりますが、今回は「タイトル獲得」と「運営」の2つに視点を当てて振り返ってまいります。

 

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▲マイネット決算説明資料より
まずは業績から。

<2016年度第3Q ※単体>
売上高:15億300万円(前年同期比+69%)
営業利益:7,600万円(同+124%)
経常利益:7,200万円(同+118%)
純利益:7,100万円(同+400%)

売上に関しては、6~7月で獲得したタイトルの数字貢献が入ってきており増収となりました。6月に一挙7タイトルを獲得したことも記憶に新しいですが、すぐに数字貢献を果たしております。また、利益面に関しても、前四半期の営業利益5,200万円から+2,000万円と利益率の改善が奏功したようです。

 

◆タイトルの獲得状況

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▲マイネット決算説明資料より
今期のタイトル獲得状況になります。11タイトルを今期獲得しております。ちなみに、10月に買収が発表されたクルーズのゲーム事業は16タイトル。(エレメンタルストーリー以外)今後、大幅に増えることもあり数字も大きく跳ねそうです。
”クルーズのゲーム事業を買収”

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▲マイネット決算説明資料より

 

直近最大のトピックスは、クルーズのゲーム事業の買収。先述した通り獲得タイトル数は16タイトル、取得価格は37~45億円と大型買収となりました。体制としては上記の通りで、マイネットは買収用子会社を設立し、C&Mゲームスを子会社化しております。

 

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▲C&M ゲームス 運営タイトル一覧

 

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▲マイネット決算説明資料より

また、今回の買収に伴い従業員も倍増しております。約300人の増加は、生産力向上だけでなく、ゲームを多数運営していたノウハウの獲得という意味でも大きな効果があるかと思います。

 

 

◆運営状況

今期も沢山のタイトルを獲得すると同時にノウハウの獲得もしているマイネットですが、運営に関しても進化しております。

 

”加速するPARADE”

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▲マイネット決算説明資料より

 

マイネット持つ強み「PARADEソリューション」。獲得したタイトルにこのソリューションを活用し、収益やユーザー数を伸ばしております。

・リビルド力
・集客力
・キャラクター力
・データドリブン

 

上記4つの力を持ち合わせており、マイネットのノウハウが詰まったソリューションとなっております。また、7月にはゲームサービスレーベル「PARADE」を発表。マイネットのゲームサービスを「PARADE」の名を冠して提供しており、ブランドを強化していきながらタイトルも増加してきております。

 

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▲「PARADE」のゲームタイトル

現在の運営タイトルが20タイトルのため、クルーズの16タイトルが加わりますと、現状で36タイトル運営ということになります。タイトルの多さからくるスケールメリットも出てきますし、相互送客ネットワーク「CroPro」の強化にも繋がるかと思います。

 

◆運営が”AI化”へ

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▲マイネット決算説明資料より

 

そんなゲーム運営ですが、今回の決算発表でもあったようにAI化を推進しているようです。AI関連企業との開発も進んでおり、運営自動化の実現もそう遠くないかもしれません。AIによって自動化が進むことにより運用における人的作業が減り、よりクリエイティブな業務やタイトル獲得に対してのリソース投下に期待が掛かりそうです。
タイトルの獲得が加速し、運営面でも進化が著しいマイネット、数字面での大きな成長も今後多いに期待出来そうです。リビルドという特殊なポジショニングにおいて、先行していることもあり、今後もスピード感のある攻めの動きとなりそうです。また、新規事業も仕掛けているとのことで、新たなプロダクトの登場も楽しみなところでございます。