過去最高業績を記録した「モバイルファクトリー」の2016年。位置ゲームが生み出す効果と今期の展望を読み解く

absuke absuke
2017/02/06 (Mon)
スマホゲーム集客


過去最高業績を記録した「モバイルファクトリー」の2016年。位置ゲームが生み出す効果と今期の展望を読み解く

年が明けて決算発表シーズン到来です。
さっそくモバイルファクトリーから2016年の本決算が出ましたので、数字と動向を振り返りたいと思います。

過去最高業績を記録

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<2016年12月期累計>
売上高:20億7,200万円(前年同期比+18.3%)
営業利益:6億1,100万円(同+94.6%)
営業利益率:29.4%
経常利益:6億1,100万円(同+100.0%)
純利益:4億1,100万円(同+122.2%)

 
大きく業績を伸ばし増収増益を達成。売上は初めて20億を突破し、次のステージへ。
利益項目で見ると、2倍の成長を見せるなど大躍進の2016年となりました。
気になる内訳を見ていきましょう。

 

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<2016年12月期事業別売上>
ソーシャルアプリ事業:12億5,800万円(同+37.3%)
コンテンツ事業売上:8億1,300万円(前期比-2.7%)

ソーシャルアプリ事業が大きく伸びているのがわかります。2年前は、これが逆でした。
(2年前の2014年12月期は コンテンツ売上高:8億8,600万円/ソーシャルアプリ売上高:6億5,300万円)

 

ステーションメモリーズ!が成長の起因に

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成長の起因は何と言っても位置ゲーム
「ステーションメモリーズ!」通称”駅メモ”が好調です。
コラボキャンペーンも増える年末(4Q)ですが、位置ゲームQ売上も過去最高の3億5,900万円を記録。
通期推移としても、右肩伸長を遂げています。

 
4Q単体における売上構成は以下の通り

●ソーシャルアプリサービス
全体:3億8,500万円(+26.7%)
 -位置ゲーム:3億5,900万円(+59.2%)
 -スマートノベル:2,500万円(-64.0%)

●コンテンツサービス
全体:2億500万円(+0.6%)

 
”IPコラボが加速”

昨年10月にも書きましたが、年末に大型IPとのコラボを発表していましたが、
「君の名は」と「ハッカドール」とのコラボを実現させたようです。
特に「君の名は」は聖地巡礼と称して撮影スポットに訪れる方も多くいるようで相性が良さそうです。
ゲーム×映画 のコラボはたまに見かけますが、位置ゲームはより親和性も高そうな印象で、
今後、映画とのコラボも増えてくるかもしれません。

 
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▲モバイルファクトリー決算説明会資料より

昨年一年は多数のコラボキャンペーンが実施されておりますが、
こうしたIPとのコラボはさらに加速していくものと思われます。
地方自治体や鉄道事業者を巻き込んで出来る点もメリットが高そうです。

 

”ポケモンGOの登場も追い風に?”

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▲ポケモンGO公式サイトより

7月に登場し世界的大ヒットとなった位置ゲームアプリ「ポケモンGO」。
2016年の各アプリプラットフォームにおけるベストゲームにも選出されていますが、
社会的に位置ゲームがフォーカスされたことは位置ゲームをメイン事業とするモバイルファクトリーにとっても
大きな追い風となったことと思います。

 

2016年O2Oイベント実績は大幅伸長

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▲モバイルファクトリーHPより

 
モバイルファクトリーが運営する位置ゲーム3タイトル、
「駅奪取」「駅奪取PLUS」「ステーションメモリーズ!」における2016年実施O2Oイベントの実績値として、イベント参加人数17万人(2015年は2万9,650人)で、経済効果が15億円を記録
昨年から大きく成長しているのがわかります。
今年は20万人超えはほぼ間違いなさそうで、更なる経済効果が期待できます。

 

今期は自社オリジナルタイトルが登場

今期の動きに関しては、引き続き位置ゲーム強化は変わらずですが、
自社オリジナルタイトルがリリースされる予定となっております。
春頃の登場ということで、こちらも期待です。
既存タイトルも複数稼動中ですが、新たに位置ゲーム事業の成長を押し上げるタイトルになるかどうか注目です。

既存タイトル「ステーションメモリーズ!」に関しては、今期に関しても他社IPとのコラボを積極的に実施するようで、
早速 春に「フレームアームズ・ガール」とのコラボが決定しています。
今期予想の 売上高:24億8,600万円/営業利益:7億4,700万円達成に向け、さらなる拡大が今期も期待されます。


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