【決算資料にみる企業動向】気になる「ダビマス」の初動は?好調「ドリコム」のIP戦略進捗に迫る

absuke absuke
2017/02/16 (Thu)
スマホゲーム集客


【決算資料にみる企業動向】気になる「ダビマス」の初動は?好調「ドリコム」のIP戦略進捗に迫る

今回はIPシフトで好調のドリコムに迫りたいと思います。
先日、2017年3月期3Qの決算も発表されましたが、
注目の「ダービースタリオンマスターズ」の動向など振り返ってみたいと思います。

IP戦略が奏功し業績好調

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▲ドリコム決算説明会資料より

<2017年3月期3Q ※Q単体>
売上高:22億7,200万円
営業利益:1億5,000万円
営業利益率:6.6%
経常利益:1億2,800万円
純利益:2億4,600万円

業績好調で、前年同期比および前四半期比で増収増益を達成。
Qベースの売上で20億円を超えたのは約3年ぶりです。

 

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グラフでもわかる通り、IPタイトルの躍進が全体数字を押し上げていることがわかります。
「IP」がトレンドとして捉えられることも多い昨今ですが、
過去実績や市場の変化に対応したIPシフト戦略が奏功しているということになります。

好因は新規タイトルの「ダービースタリオン マスターズ」(以下 ダビマス)が良いスタートを切ったほか、
既存IPタイトルの「ONE PIECEトレジャークルーズ」や「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストシューターズ」が
引き続き国内外で良い推移を見せたことが挙がります。

 

注目の「ダビマス」その初動は?

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▲ダービースタリオンマスターズ公式サイトより

今回の注目はなんといっても、
昨年11月1日にリリースした「ダービースタリオン マスターズ(ダビマス)」。
その初動を探りたいと思います。

 

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予想通りといいましょうか、見事な垂直立ち上がりを見せております。
2ヶ月のみの数字貢献となる3Qの売上は 7.4億円。
全体売上の32%のシェア
となっており、さっそく大きな数字貢献を果たしております。
ちなみに、1月に関しても売上速報値で4.5億円と 順調に拡大しているのがわかります。
4Qにおけるダビマスでの売上予測は7.5億円ですが、軽く超えてくるものと思われます。
まだ初動ということもあり、ここから更に拡大していくことは間違いなく、
売上をどこまで伸ばしてくるか注目です。

 

”ダウンロード数は100万を突破”

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▲100万DL突破記念キャンペーン

ダウンロード数に関しても順調で、1月5日には100万ダウンロードを突破
初動に関してはリリースから10日で50万ダウンロードを記録しております。
ちなみに、事前予約者は25万人超でした。

 

”プロモーションも加速”

競馬ゲームということもあり、webプロモーション以外に、
競馬場といったリアルでのイベントを仕掛けている
ようです。
リリース間もない昨年11月末には東京競馬場で試遊スペースの展示やゲームの紹介を行うイベントも開催。
Twitter連動のキャンペーンも行うなどwebを絡めての企画展開もしておりました。
ソーシャルでの施策はリリース前から上手く展開しておりますが、リリース後も活用している様子が見て取れます。

競馬界はこれから春の重賞シーズンが控えており、プロモーション展開も加速していきそうです。
元々のダビスタユーザーだけでなく競馬ファンに対してのアプローチも強化されることと思います。

 

”IP戦略”の進捗

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▲ドリコム決算説明会資料より

IP戦略を進めるドリコムですが、
先述した「ダビマス」ほか既存タイトル以外にも新規タイトルの仕込みが着々と進んでいます。
リリース本数としましては、2018年3月までに7,8本のリリースを目指しているとのこと。
約1年間での新規リリースとしては、多い方かと思います。

 

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▲ドリコム決算説明会資料より

直近ですと、先日書きましたフォワードワークス社が配信を予定している
「みんゴル」が今春にリリース予定となっています。
往年のヒット作のスマートフォン版がついに登場 ということで、ヒットが期待されます。
フォワードワークスとしても一発目のタイトルなだけにユーザー、業界ともに注目が集まるかと思います。

その他の新規タイトルの開発進捗も気になるところですが、
社内外のリソースを新規タイトル開発に集中投下するようで、着々と進行していくものと思われます。
リソース周りの強化も必要となってきそうです。

IPタイトルはヒットが確実視される面もありますが、それ故の開発側のプレッシャーもあると思います。
今後も強力なIPタイトルが出てくるものと思われますが、ドリコムの手腕に期待です。
現在は「ダビマス」が特に注目されておりますが、
次回の決算発表時には「みんゴル」がリリースされているかもしれません。
毎Qの進捗が楽しみなIP戦略好調のドリコム、引き続き注目です。