【決算資料にみる企業動向】国内外で好調の「アカツキ」が売上高100億円を突破 ドッカンバトルや新規タイトル等その動向を探る

absuke absuke
2017/06/09 (Fri)
スマホゲーム集客


【決算資料にみる企業動向】国内外で好調の「アカツキ」が売上高100億円を突破 ドッカンバトルや新規タイトル等その動向を探る

「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」が引き続き好調な
アカツキの動向を見ていきたいと思います。
昨年8月にも好調ぶりを取り上げておりますが、
2017年3月期の動きを振り返りたいと思います。
(各出典:アカツキ 2017年3月期通期決算説明会資料)

 

好調で過去最高の業績を記録

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<2017年3月期業績>
売上高: 115億4,700万円(前期比+93.9%)
営業利益:47億5,100万円(同+121.3%)
営業利益率:41.1%(+5pt)
経常利益:46億100万円 (同+133.1%)
当期純利益:32億9,100万円(同+195.9%)

まずは業績から。過去最高の売上・利益を記録しています。
売上も初めて100億超えを達成するなど高い数字ですが、特に利益面は前期比で倍以上の結果で着地。
グラフを見るともわかりますが、この1年における右肩成長ぶりは目を見張るものがあります。

 

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全体の振り返りです。
既存タイトルが引き続き好調で、業績拡大に寄与した結果といえそうです。
一方で、新規タイトルとして予定していた等の期中でのリリースが未達となったこともあり、
課題が残る点もありました。

 

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https://pre.hachinai.com/

「八月のシンデレラナイン」はKADOKAWAとの協業タイトルで、青春体験型野球ゲーム。
配信が延期となっていますが、事前予約サイトがオープンしており、
5月に登録者が予約数20万を突破、リリースが待たれます。

 

ドッカンバトル好調-全世界で1億5,000万DLを突破

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好調の主な要因は、
バンダイナムコエンターテインメントとの協業タイトル「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」です。
2015年1月30日のリリースから2年以上が経過し、
今年1月には2周年記念と全世界1億2800万DL突破を記念したイベントも開催。
ランキング1位を獲得したほか、4Qの四半期ベースでの売上・利益は過去最高を記録
伸び続けていることが伺えます。

 

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http://dbz-dokkan.bngames.net/

また、ダウンロード数も勢い落ちることなく、
4月末には全世界で1億5,000万DLを突破を果たしています。
その他タイトルの「サウザンドメモリーズ」「テイルズオブリンク」も
共にリリースから3年以上が経過し、中長期のフェーズに入ってきていますが、
引き続き収益貢献を継続中で、「テイルズオブリンク」に関しては、
3周年記念イベントにより3月単月では、当期最高の売上を記録しています。

 

海外も好調続く

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アカツキのゲーム事業は国内だけではありません。海外も好調が続いております。
数字こそ公表されておりませんが、グラフを見ても成長を続けていることがわかります。
「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」は4月、5月にアメリカ、フランス、香港など
世界各国における売上ランキング1位を獲得
するなど、
海外でのドラゴンボール人気もあり好調。同タイトルの数字貢献が大きいことが予想されます。

 

VRなど今後の動き

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今後の動きを見ていきます。まずは足元の動きから。
既存タイトルに関しては引き続き好調を維持しながらとなりそうですが、
新タイトルが気になるところです。
先述した「八月のシンデレラナイン」に関しては、6月末のリリース予定となっています。
また、IP絡みのタイトルが幾つか進行中のようで、
名前が挙がっているところでいいますと、
ブシロードとの協業タイトル「新テニスの王子様RisingBeat」(※配信はアカツキ)があります。

 
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※アカツキ コーポレートサイトより引用

その他、LX事業への投資強化等も注目ですが、直近5月に新たに立ち上がったのが、
「株式会社アカツキ・ヴァーチャルアーティスツ(AVA)」。
同社は、VRやARといった新技術とも高い親和性を持つ領域である、
ヴァーチャルアーティストプロデュース事業を中心とした子会社です。
ゲーム事業とのシナジーやゲーム関連における新事業も期待されるため、
今後の動きに注目したいところです。
3月には福岡オフィスがオープンし、5月には東京オフィスを増床と人も拡大しています。
既存タイトル好調で1Qにさっそく新規タイトルが登場予定など、ますますの成長が見込まれます。
引き続き動向を追っていきたいと思います。